飼い犬の血液型を知る方法

猫の場合、血液型はA、B、ABの三種類で品種によって出現率も違っているので比較的わかりやすいのですが、
犬は13種類以上もの血液型があると言われていてヒトで言うとRh式に近いDEAと呼ばれる犬赤血球抗原という種類で分類されていて、
国際基準では8種類が認められています。
昔は判定試薬が手には入らず血液型を調べることは出来ませんでした。

また、猫の場合は他の血液型に対して自然抗体があるので合わない血液を輸血してしまうと致死的反応を起こしてしまうこともあり、
初回の輸血から検査が必要ですが犬にはその自然抗体がないと言われていて
初回の輸血であれば血液型がわからなくても重大な反応は起こらないのでそのまま輸血することが多いのです。
近年になって新しい試薬の開発と飼い主さんからの声もあり、犬の血液型も調べられるようになりました。

試薬で抗原の種類を分類する方法です。
しかし、犬の血液型はすこし複雑なのであまり検査キットを持っていない動物病院が多いようです。

動物病院にキットがあればその場でわかりますが、ない場合は外部に委託するので結果が届くまで一週間程度かかってしまいます。
料金は病院によって様々ですが、平均は9000円前後です。
血液型の検査は健康状態のいい時に行わないと正確な血液型が出ない可能性があるので健康な時に前もって検査しておくことがよいでしょう。

また、輸血の際には輸血する側とされる側の血液を専用のキット上で混ぜて拒絶反応を見て、
輸血が出来るかどうか判断するクロスマッチテストが多く行われており、この検査をすることで安全な輸血が受けられます。
あらかじめ愛犬の血液型を知っておくことは安全な輸血が受けられるだけでなく、安全な交配、出産、輸血が必要な犬への提供の手助けなども出来ます。
犬や猫はヒトと違い血液バンクなどの設備が整ってないので、万が一の時にすばやく血液を供給するのが難しい現状です。

血液型を知っておくことがもっと一般的になれば検査キットなども広く出回るようになるでしょう。
血液型を知りたい場合はまずかかりつけの動物病院に相談してみることがよいでしょう。