飼い犬の避妊手術

メスの犬には避妊手術というのが必要となります。

避妊手術をしてしまうと2度と子供は産めなくなりますが、
メスは特に人間の女性疾患と同じように、子宮系の病気が多発します。

避妊手術をする最大のメリットは、
避妊手術をすることによって乳腺腫瘍、子宮蓄膿症の予防にもなります。

この乳腺腫瘍というのが非常に厄介な病気で、
メスのお乳は縦に2列前足の付け根あたりから後ろ足のあたりまであり、そのお乳の中に乳腺というのがあります。

発情期が来るとお乳が張ってきたり、想像妊娠をしてしまう犬もおり、
乳腺にお乳がたまり、それがしこりになりガンに発展していきます。

乳腺腫瘍には良性と悪性があり、
悪性ですと人間と同じように悪性ガンの治療をしなければならなくなります。

乳腺腫瘍を取り除く手術をせずに放置すると、自壊し、
漿液と呼ばれるものが止まらなくなり、悪臭を放ちます。
この問題が避妊手術をすることにより改善されます。

ご自分の愛犬がこのような状態になってしまうのは、飼い主としては避けたいですよね・・・。
なってからでは遅いのです。

乳腺腫瘍を取り除く手術も麻酔を使っての手術になりますし、子宮蓄膿症も支給を取り除く手術になります。
どちらの手術も高齢になったときには非常にリスクの高い手術になりますので、
なるべく手術に耐えられるだけの体力があるときに避妊手術をしてしまうことをおすすめします。

ただし、避妊手術をすると太りやすくなりますので、食事のコントロールなどが必要になってきます。
肥満になると、尿路結石が出来やすくなったり、糖尿病のリスクも出てきますので
飼い主には十分に注意していただく必要が出てきます。

女の子の手術の場合には、
卵巣と子宮を外科手術にて摘出する方法が一般的で、
腹部にメスを入れて子宮と卵巣を取り出し、管と血管を溶ける素材の糸で結ぶようなイメージをして下さい。

病気を未然に防ぎ、一日でも長く愛犬と過ごせるようにぜひ考えていただければと思います。